おしらせ・コラム

加湿器にご注意!!

2023.11.26

院長コラム

寒さも深まって来て冬に近づいてきました。この時期から湿度が気になる時期に突入です!

湿度を保つためには加湿器は必須!!

当院でも5台の加湿器が作動中・・・・

今回は加湿器の取り扱い、加湿器から発生する病気についてお話しします。

加湿器を清潔に保たないことで細菌や真菌の増殖により肺炎のリスクが高まります。

適切に使用するには、以下のポイントに注意していきましょう。

 

  1. 適切な水の使用:加湿器には、指定された容量の水を使用しましょう。水を目盛り以上に入れると、適切な湿度を保つことができず、細菌や真菌の増殖のリスクが高まります。
  1. 清潔な水を使用:加湿器に入れる水は清潔であることが重要です。定期的に水槽を洗浄し、新しい水に入れ替えることを忘れずに行いましょう。
  1. 定期的な清掃:加湿器の定期的な清掃が肺炎予防に重要です。使用する前と使用後に、取扱説明書に従って清掃を行いましょう。水槽やフィルター、パッドなどの部分をきれいに洗浄し、乾燥させることで菌の繁殖を防ぐことができます。
  1. 湿度の管理:室内の適切な湿度を保つことも加湿器の正しい使用方法です。一般的には、室内の湿度を40〜60%の範囲に保つことが推奨されます。湿度計を使用し、必要に応じて加湿器の出力を調節しましょう。

 

以上のポイントを守りながら加湿器を使用すれば、細菌や真菌による肺炎のリスクを効果的に予防することができます。

さらに、部屋の通気をよくし、室内の空気を循環させることも効果的です。また、加湿器の設置場所も考慮する必要があります。加湿器は、ベッドやソファの近くなど、直接風を当てない場所に設置することが推奨されています。

加湿器での肺炎は稀な病気ではありますが、注意を怠ると深刻な症状を引き起こす可能性があるため、予防と適切な管理が重要です。

正しく加湿器を使い冬場の健康管理に利用していきましょう!

##感染予防#健康管理