おしらせ・コラム

ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)

2018.12.07

院長コラム

富士市膝痛ジャンパー膝に悩んでいるあなたへ

 

今回はバレーやバスケットなど、ジャンプを多く行う競技に多い膝の痛み「ジャンパー膝」について投稿させて頂きます。

 

ジャンパー膝とは、ジャンプや着地動作を頻繁に行ったり、ダッシュなどの走る動作を繰り返したりするスポーツに多くみられる、オーバーユース(使い過ぎ)が原因のスポーツ障害です。

原因の一つに大腿四頭筋の柔軟性低下があげられます。

 

<症状>

運動時に発生する膝前面の疼痛と圧痛、局所の熱感、腫脹を伴います。

わかりやすいチェック方法として、うつ伏せで膝を曲げると、ももの前面の突っ張ったような痛みから逃れるためにおしりがあがってしまう、現象(尻上がり現象)が出現します。

 

<痛みの場所>

 

<治療法><段階別症状>

疼痛の程度によって治療が異なるため、病期を4段階に分ける。最近では予防、再発防止用に装具の使用が勧められている。

 

第一段階

運動後のみに痛みが生じる。機能障害はない。

大腿前面のストレッチと局所の練習後のアイシングを徹底する。サポーター装具をつける。

 

第二段階

運動前後の疼痛があるが、満足できる運動ができる。

上記に加えてジャンプ動作の休止、膝と股関節を中心とした下肢の運動療法と局所のアイシングを行う。

 

第三段階

運動中にも疼痛があり、満足な競技レベルが保てないもの。

月単位での運動休止と下肢の筋肉のバランス改善を目的としたストレッチングを行い、疼痛が消失してからトレーニングを再開する。

 

第四段階

断裂例では縫合手術が必要である。

膝の周囲が痛くなった場合は安易に考えず、アイシングやサポーターの実施や、医療機関への受診をおススメします!

 

長くスポーツを楽しめるようにセルフケアもお忘れなく♪

 

最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m

 

~生涯健康な身体づくりのパートナー~

ひらの鍼灸接骨院 平野

#ひざ