おしらせ・コラム
腰椎椎間板ヘルニア (腰痛)
2019.03.06
院長コラム
富士・富士宮で腰痛、ヘルニアに悩んでいるあなたへ
今回は
腰椎椎間板ヘルニアをご紹介します。
腰椎椎間板ヘルニアとは、幅広い年代で起こり得る腰痛です。
- スポーツを活発に行う育成年代
- デスクワークで座りっぱなしの人
- 家事でかがむことの多い人など
前にかがむ機会が多い。重い荷物を持つ。など腰部に負荷が掛かる生活をしている方は腰椎椎間板ヘルニアのリスクがあります。
まず、ヘルニアという言葉は
脱出(突出)という意味があります。
医学的には、臓器や組織の一部が組織の隙間を通って本来あるべき場所ではない部分にはみ出している状態のことを言います。
その他のヘルニアとして、頚椎椎間板ヘルニア、鼠径ヘルニア、大腿ヘルニアなどがあります。
腰椎椎間板ヘルニアでは、椎間板の髄核(クッション材のようなもの)が突出することですぐ後方にある脊髄神経を圧迫もしくは周囲の循環障害を起こし、痛みや痺れ、筋力低下などが生じます。
ヘルニアが起こる場所(何番目の腰椎か)により症状が現れる部分が違いますが、主に下肢症状があり、下肢に痺れや痛みの放散、感覚の低下、足に力が入りにくいといった症状が現れます。また、症状は前屈や座位姿勢により強くなります。
〇デルマトーム
デルマトームにおける感覚(例として触覚、痛覚など)の障害から、その支配神経や脊髄の高さを推測できるもの
下肢の筋力低下(麻痺)
- つま先歩きができない。
- かかと歩きができない。
- 座った状態で足の親指があがらない(反らない)。
排尿・排便障害
- 尿意がわからない。尿が出にくい。
- 肛門周囲が痺れたり、感覚がない。
- 失禁する(便や尿が漏れる、出ている感じがわからない)。
などの症状があった場合は必ず医療機関へ受診をお願いいたします。
ヘルニアは再発が多く、その後慢性的な腰痛に移行することもあります。
しっかりと施術やセルフケアを行いましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
~生涯健康なカラダ作りのパートナー~
ひらの鍼灸接骨院 平野
#腰