おしらせ・コラム
ギックリ腰 急性腰痛症
2019.01.05
院長コラム
富士市でギックリ腰、腰痛に悩んでいるあなたへ
今回は年末年始に多いギックリ腰について投稿させて頂きます!
ギックリ腰は、正式には「急性腰痛症」と呼ばれ、
- 急に出現する腰痛
- 立ち上がりなど動くと痛みが悪化
- 神経痛などの神経症状を合併しない
- レントゲンやMRIでははっきりした異常所見がない
- 比較的短期間で治る
などに当てはまる場合はギックリ腰「急性腰痛症」となります。
原因
ギックリ腰の原因ははっきり特定されていませんが、筋肉の攣縮・腰椎椎間関節の捻挫・線維輪(椎間板の外側)の亀裂など様々な原因が考えられます。急な動作で発症する場合が多いのですが、特に負荷もなく些細なきっかけで発症することも珍しくありません。
症状
原因となる動作に伴って突然腰が痛くなり、動けなくなります。多くは1~2週間程度で回復しますが、椎間板ヘルニアや圧迫骨折、神経の障害などが隠れていることもあるため、下記のような場合には自己判断を避け、医療機関を受診することをお勧めします。
- 安静にしていても痛みがとても強い
- 時間がたっても症状が改善しない
- 足がしびれる、爪先が動かない
検査・診断
誘因となった動作は、はっきりすることもあれば、しないこともあります。
検査としては、他の病気との鑑別のために、腰部のレントゲン写真やMRIなどの画像検査が検討されます。特にMRIは、脊椎の中に位置する脊髄と髄核などの位置関係を詳細にチェックすることが可能です。
治療
普段通りに生活をしていても、数日~数週間で症状が落ち着くことが多いです。
病院の場合痛みが強い場合には、 接骨院、鍼灸院では
・湿布 ・軽いストレッチ
・痛み止めの薬 など ・コルセット
・鍼灸治療 など
を治療に用います。 を使用することで症状が緩和を目指します。
こんな時は要注意!!
- 急に寒くなった日
- 冬の季節
- 前にかがむような姿勢
- 不良姿勢で荷物を持ち上げる
- 長時間座っていた後の立ち上がり など
の場合はギックリ腰になりやすい状態のためご注意ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
~生涯健康な身体づくりのパートナー~
ひらの鍼灸接骨院 平野